描画共通(高度)

概要

描画共通で指定できるパラメーターよりも、より複雑なパラメーターを指定することができます。

パラメーター

アルファ画像

設定された画像の赤色の範囲のみのカラー画像を表示します。 例えば、アルファテクスチャに星型の画像を設定すると、その星型の領域のカラー画像が表示されます。 この画像は個別にUVを設定できます。 そのため、別々のUVを設定することで、スクロールやアニメーションさせることで複雑な見た目を表現できます。

../../_images/alpha.png

UV歪み画像

設定された画像により、カラー画像を歪ませます。 歪み画像は色が(127,127,255)の場合、歪まず、その色から離れるにしたがって歪みが大きくなります。 この画像は個別にUVを設定できます。 そのため、別々のUVを設定することで、スクロールやアニメーションさせることで複雑な見た目を表現できます。

../../_images/dist.png

アルファカットオフ

アルファ値が指定された値より低い部分が描画されなくなります。 それにより、トゥーン調のエフェクトを表現しやすくなります。

pic_alphacutoff_none pic_alphacutoff

アルファ値が低い領域をエッジと判定し、そのエッジのみの色を変更します。 トゥーン調のエフェクトを表現しやすくなります。

../../_images/alphacutoff_edge.png

フォールオフ

モデルの視点方向から傾いている部分の色を指定します。 これにより、モデルの正面方向は透明で端だけ不透明、といった表現をできます。

pic_falloff_none pic_falloff

減算や乗算もできます。

../../_images/falloff_sub.png ../../_images/falloff_mul.png

ソフトパーティクル

背景に近い部分の透明度を下げます。 それにより、背景とパーティクルの境目の不自然さを抑えることができます。 この機能は、Effekseerを使用する先の環境がソフトパーティクルに対応している必要があります。

pic_softparticle_far_none pic_softparticle_far

カメラに近い部分を透明にすることもできます。

pic_softparticle_near_none pic_softparticle_near

ブレンド画像

設定された画像をカラー画像に加算したり、減算したりします。 2つのパーティクルをブレンドによって重ねるのと違って、画像同士で加算、減算した結果をパーティクルの画像として使用します。

../../_images/blend.png

加算、乗算、減算もできます。

../../_images/blend_add.png ../../_images/blend_sub.png ../../_images/blend_mul.png

ブレンドアルファ画像

ブレンド画像の一部を使用するためのアルファ画像です。 カラー画像に対するブレンド画像と挙動は同じです。 違いは対象とする画像のみです。

../../_images/blend_alpha.png

ブレンドUV歪み画像

ブレンド画像を歪ませるための画像です。 カラー画像に対する歪み画像と挙動は同じです。 違いは対象とする画像のみです。

../../_images/blend_dist.png